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Columnコラム

  • 2026.01.23
    トイプードルについて

    甘噛みはいつまで?叱らずに減らすコツとやりがちなNG対応

子犬の甘噛みは、成長の過程でよく見られる行動です。
ただ、毎日続くと「いつまで?」「痛いし困る…」と不安になりますよね。

本記事では、トイプードルの甘噛みが起きる理由と、叱らずに減らしていくための具体的なコツ、やりがちなNG対応をまとめます。

甘噛みはいつまで続く?目安と考え方

甘噛みは「遊び」「学習」「興奮」「歯のムズムズ」などが混ざって起きます。
特に子犬期は、口で確かめる行動が多くなるため、ある程度は自然なことです。

ただし「月齢が上がれば勝手にゼロになる」というより、噛む力の加減(噛み抑制)を人との生活の中で覚えていくイメージに近いです。
早めに“正しい減らし方”を始めておくと、後がラクになります。

甘噛みの主な原因(まずは理由を見分けよう)

① 遊びの延長(テンションが上がって噛む)

手がヒラヒラ動く、追いかけっこが盛り上がる、声が大きくなる…など、興奮が上がると甘噛みが出やすくなります。

② 歯の生え替わり・ムズムズ(噛みたい欲求が強い)

子犬は歯の生え替わりの時期に、物を噛みたくなることが増えます。
手や服の袖が「ちょうど良い硬さ」に感じてしまうことも。

③ かまってほしい(要求行動として噛む)

噛んだら人が反応してくれる(声を出す・手を動かす・追いかける)…が続くと、「噛む=かまってもらえる」と覚えてしまうことがあります。

④ 眠い・疲れた(限界で噛む)

実は多いのがこれです。
子犬は疲れると自分で落ち着けず、興奮→甘噛みに繋がることがあります。
夕方や遊んだ後に増える場合は、休憩の合図かもしれません。

叱らずに減らすコツ:今日からできる基本の流れ

甘噛み対策は、難しい技よりも「毎回の対応を揃えること」が効きます。
おすすめは、次の“型”です。

① 噛まれたら反応を小さくする(静かに止まる)

まずは手を引っ込めて、体も声も止めます。
大げさな「痛い!」や手を振りほどく動きは、犬にとって“遊びの続き”になりやすいので注意です。

② すぐに噛んでいい物へ切り替える(代替行動)

手の代わりに、おもちゃ(噛んでOK)をサッと出して誘導します。
「手はダメ、これならOK」を毎回わかりやすく伝えるのがポイントです。

  • ロープ系・ゴム系など、複数用意してローテーション
  • おもちゃは“噛み始めた瞬間”に褒める

③ しつこく噛む日は「遊びを一旦終了」(静かな中断)

切り替えが効かない日は、遊びや相手をいったん終わらせます。
無言で立ち上がり、数十秒だけ距離を取る(視線も外す)だけでOKです。

ここで大事なのは、“怒って終わる”ではなく、淡々と終わることです。
「噛むと楽しいことが止まる」を覚えやすくなります。

④ 眠そうなら休憩へ(クレート・ハウスでクールダウン)

夕方や遊びの終盤に噛みが増える子は、疲れている合図のこともあります。
水を飲ませて、静かな場所で休憩を挟むと落ち着きやすいです。

よくあるNG対応(実は逆効果になりやすい)

NG① 大声で叱る・怖がらせる

一時的に止まっても、恐怖で固まっているだけになりがちです。
人の手や近づくこと自体が怖くなり、別の問題(逃げる・唸るなど)に繋がることがあります。

NG② 手を引っ込めながらバタバタ動く

動く手は“追いかけたい獲物”になりやすく、甘噛みが盛り上がってしまうことがあります。
止まる・静かに外す、が基本です。

NG③ 口をこじ開ける・マズルを強く掴む

体を触られること自体が嫌になってしまう子もいます。
ケア(歯みがき・ブラッシング)への苦手意識にも繋がりやすいので、力で止める方法は避けた方が安心です。

NG④ 「噛まれた→構う」が続く

噛むたびに話しかける、追いかける、抱っこする…が続くと「噛む=相手してもらえる」と学習しやすくなります。
反応は小さく、代替へ切り替えるのが近道です。

うまくいく家庭内ルール(家族で対応をそろえる)

甘噛みは、対応がバラバラだと長引きやすいです。
家族で“同じやり方”に揃えるだけで、改善が早くなることが多いです。

  • 噛まれたら「止まる」→「おもちゃ」→「静かな中断」の順で統一
  • 興奮しやすい遊び(手でじゃらす等)は控えめにする
  • 噛んでいい物(おもちゃ)を常に手の届く所に置く
  • 眠そうな時間帯は遊びを短めにして休憩を挟む

こんな時は相談も検討(不安を抱え込まない)

甘噛みが「遊び」ではなく、恐怖や防衛が強く関わっていそうな場合は、早めに専門家へ相談できると安心です。

  • 噛み方がどんどん強くなり、日常生活に支障が出ている

状況に合わせて、獣医師やドッグトレーナーに相談しながら進めると、飼い主さんも子犬も安心して暮らしやすくなります。

まとめ:叱るより「噛み方を教える」が近道

甘噛みは、子犬が成長しながら学ぶ行動のひとつです。
噛まれたら大きく反応せず、噛んでいい物へ切り替え、必要なら淡々と中断する。
この繰り返しで「手は噛まない」を覚えていきます。

焦らず、短い成功を積み重ねていきましょう。