「信じてるよ」って伝えてる。犬が人を信頼している7つのサイン

信頼は言葉じゃなくても伝わってくる

犬は言葉を話さなくても、毎日のしぐさや行動でたくさんの気持ちを伝えてくれます。
その中でも「信頼」のサインは、飼い主にとって何よりもうれしいものですよね。

今回は、犬が「あなたのこと、大好きで信じてるよ」と伝えてくれている行動を7つご紹介します。
読みながら、あなたの“うちの子”にも当てはまるところがあるか、思い浮かべてみてくださいね。

犬がリラックスした表情で飼い主の目を見つめるのは、深い信頼と安心の証です。
目をそらさず、やさしくじっと見つめてくるとき、それは「この人と一緒にいると安心」と感じているから。
もしあなたが何か作業をしている時でも、静かに見守るような目でそばにいるなら、あなたへの信頼はしっかりと育っています。

犬がお腹を見せるのは、「あなたには敵意がないってわかってるよ」というメッセージ。
とくに、触ってほしそうにゴロンと寝転ぶ姿は、心を完全に許している証です。
子犬の頃からこうしたしぐさを見せてくれるなら、あなたが安心できる存在だと、しっかり認識されているのかもしれません。

眠っている時の犬はとても無防備です。
そんな時にあなたの隣で安心して眠っているなら、それは絶対的な信頼のサイン。
ふと気づくと、いつも足元やソファの隣でスヤスヤ――それだけで、言葉にできない嬉しさが込み上げてきますね。

トイレや洗面所までついてきてしまうのは、「群れの仲間だから離れたくない」という本能でもありますが、
それ以上に「あなたのそばにいたい」という素直な気持ちの表れです。
どんなときも「一緒がいい」と思ってくれているなんて、信頼以上の愛情を感じてしまいます。

留守番中に吠えたり不安がる犬も多いですが、
「ちゃんと帰ってきてくれる」と信じている犬は、静かに待っていてくれることもあります。
玄関でしっぽをふって待っていてくれたとき、そこには「信じてたよ」というあたたかな気持ちが詰まっているんです。

脱ぎっぱなしの服や毛布の上で丸くなっている姿。
思わず「そこで寝るの？」と笑ってしまうけど、犬にとっては大好きな匂いに包まれて安心している時間。
あなたの匂い＝安全な場所だと思ってくれているんです。

犬が手や顔をペロペロ舐めてくるのは、子犬の頃に親犬へ示していた愛情表現の名残です。
嬉しいとき、甘えたいとき、安心しているとき。
信頼していない相手には絶対にしないこの行動は、まさに「大好きだよ」の気持ちそのもの。

犬との信頼関係は、一日でできるものではありません。
お世話をし、寄り添い、見守る日々の中で、少しずつ築かれていくものです。
ふとしたしぐさに、たくさんの「信じてるよ」が込められています。
そんな愛情に気づけたら、今まで以上に“うちの子”との絆が深まるかもしれませんね。