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2025.06.20トイプードルについて
【トイプードルの涙やけ対策】原因と毎日できるケア方法
ふんわりとした毛並みにクリクリの瞳。
そんな魅力いっぱいのトイプードルですが、「涙やけ」で目元が茶色くなってしまい、悩んでいる飼い主さんも多いのではないでしょうか?
今回は、涙やけの原因と、毎日できるやさしいケア方法をご紹介します。
目次
涙やけとは?
涙やけとは、目からあふれた涙が目の下の被毛に染み込み、赤茶色や黒ずんだシミのようになってしまう状態のことです。
特に白っぽい毛色の子や毛量の多い子では目立ちやすく、清潔感にも影響を与えてしまいます。
涙やけの主な原因
涙の量が多い
アレルギーや異物、逆さまつ毛などによって目が刺激され、涙が増えてしまうことがあります。
涙の通り道(鼻涙管)のつまり
涙は通常、目頭から鼻に抜ける「鼻涙管」を通って排出されますが、その管が狭かったり詰まっていたりすると、涙があふれて涙やけの原因になります。
目の周りの毛が目に触れている
伸びた毛や巻き毛が目を刺激し、涙の分泌を促してしまう場合があります。
食事やアレルギーの影響
フードに含まれる添加物やアレルゲンが体内で炎症を起こし、涙の量を増やす原因になることがあります。
毎日できる涙やけケア方法
目元のふき取りを習慣にする
ガーゼやコットンをぬるま湯で湿らせ、1日1~2回、目の下をやさしくふき取ります。こすらず、軽く押さえるようにすると肌を傷つけずにケアできます。
目の周りの毛を整える
目の周囲の毛が伸びすぎると目に入りやすくなります。月1回ほどのカットを心がけ、常に清潔に保ちましょう。自宅で難しい場合はトリマーに依頼するのもおすすめです。
フードを見直す
グレインフリー(穀物不使用)や保存料・着色料の少ない無添加フードに切り替えることで、涙やけが改善するケースもあります。アレルギー対策としての効果も期待できます。
水の質に気をつける
水道水に含まれるミネラル分が涙の量に影響することもあります。浄水やペット用の飲料水に変えてみると、改善につながることがあります。
こんな場合は動物病院へ
- 目が赤く腫れている
- 黄色や緑色の目やにが出る
- 涙の量が急に増えた
これらの症状が見られる場合は、単なる涙やけではなく病気の可能性もあります。
早めに動物病院で診察を受けましょう。
トイプードルの涙やけは、毎日のちょっとしたケアで軽減できることが多くあります。
見た目の美しさだけでなく、愛犬の快適さや健康を守るためにも、無理なく続けられるケアを取り入れてみてください。
日々の小さな積み重ねが、わんちゃんとの豊かな暮らしにつながっていきます。